2015.2月号表紙月刊誌「健康づくり」(公益財団法人 健康体力づくり事業財団発行)の「知っておきたい!運動指導のコツ」のコーナーを年に数回担当しています。毎回テーマをいただき、運動指導に携わる方々へ向けて、私が普段心がけていることなどをコラムにしています。今年度は4月号に加え2回目の掲載です。

今回は「カラダは必ず変わる!参加者の力強いサポーターになる。~運動の効果・変化を理解し見逃さない~」というテーマで執筆しました。

カラダは必ず変わる!参加者の力強いサポーターになる。

       ~運動の効果・変化を理解し見逃さない~

参加者の目的に合った最適の運動・情報を提供できていれば、必ずよい効果(変化) が表れます。効果が表れない場合は、その原因を検討して修正する必要があります。運動指導者は、起こりうる変化を理解し、正しく評価する観察力を養うことが大切です。
参加者が運動の効果を実感できると、私たち運動指導者への信頼が高まり、より効果的なセッションの継続になります。私が心がけている方法をご紹介します。
■数値の変化
減量・メタボ改善を希望する方が運動を続けると、体重、ウエスト周囲径、血液検査の結果などが、また機能改善(筋力・柔軟性向上)をめざす方は、回数(例/スクワット・シットアップ等)、負荷、可動域やスピードなどが改善します。運動開始時から定期的に数値を計測して評価します。
■見た目(姿勢・動作)の変化
運動に慣れ、効率的な動きが身についてくると、スムーズな動作や正中感覚、姿勢改善などが顕著に見られるようになります。姿勢・動作を写真等、視覚的に確認できるツールに記録し、定期的に比較・評価すると客観的に効果を実感できて有効です。
■生活習慣の変化
「カラダによい」と理解していても習慣化している生活を変えることは困難です。そこに寄り添い、実践可能な提案や情報をお伝えし、一緒に課題や目標を検討していくと、少しずつ生活習慣・行動・会話等が変わってきます。変化・気づきを共有して、次の目標につなげていきます。
■ネガティブな反応や変化2月号原稿003
運動経験がなく、苦手意識のある方にとって運動はストレスを伴い、カラダに違和感や疲れを感じることもあります。事前の説明はもちろん、表情、動作や会話にそういった兆候が見られたときはていねいに聞き取り、状況に寄り添った提案をします。
「カラダは必ず変わる!」私は参加者・クライアントの皆さんの力強いサポーターになりたいと思っています。指導者たる私たちも自身に向き合い、指導力・人間力を高める努力を続けることが大事だと思います。

花中リップYUKIKO